アニメ
講義内容
皆さん、アニメは好きですか?私は大好きです! アニメを見る習慣がない人でも、「あぁこんな作品があったよなぁ」と思い浮かぶものがあるんじゃないでしょうか?
私の講義では、第二次世界大戦以後から現代に至るまでの、日本のテレビアニメ作品を概観します。 具体的には、東映動画や虫プロダクションが切り拓いた日本の現代アニメ文化が、いかにして子供向けの娯楽から、老若男女が親しむ娯楽へと成長したのかを、代表的な作品を取り上げてお話しするつもりです。 もちろん、日本のアニメには欠かせない要素である、アニメソングや劇場版アニメなどについても扱っていきますよ。
また、アニメスタジオ出身の私が講師を務めさせてもらうということで、アニメの「作り手」にも焦点を当てて講義をしていきたいと思います。 物語を考えたり、キャラクターを考えたり…さらにそれを生き生きと動かしたり…それから演技や、音楽や…もうほんと色んな人のいろんな力、才能が加わって、ようやく1本のアニメが出来上がる。 そんなことを少しでも実感してもらえればうれしいです。
講師紹介
上山 蒼空(かみのやま そら)
アニメーション制作会社「小金井アニメーション」代表取締役社長。山形県生まれ。制作進行時代からその類まれな才能を発揮し、ジリ貧だった同社を再興する立役者となった。
中毒と言ってよいレベルのドーナツ好き。ドーナツを食べると他の人には見えないイメージが見えるらしい。